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ポップコーン

道を歩いていると他人の会話が聴こえてくる。
「ポップコーン、食べたいと思うんだけど、2、3粒食べると飽きちゃうんだよね」という若い女性。ポップコーンを一掴みずつ口いっぱいに頬張って食べる私には考えられない感覚である。そして、ポップコーンを食べたい、という意識が私には不思議に感じられる。いつも何となく食べている。そんなに食べたいものだろうか。
映画館では、昔から、大抵、スナックというとこのポップコーンである。
子供の頃、「ドラえもん」というマンガを読んでいると時折、違和感を感じたことがあって、それはたとえば、相撲取りが出てくると大抵、ご飯だけを何十杯も食べるのだけれど、食べ終わると爪楊枝でシーシーやっている。ご飯が歯に詰まるか。
あるいはスネオがジャイアンを自分の部屋に呼んで頼み事があるという。「遠慮せずに食べてくれ」とスネオがポップコーンをジャイアンにすすめる。ポップコーンなんか食べたくないなあ、と思うと、ジャイアンが「ポップコーンなんか遠慮するかよ」なんていう。
大体、ポップコーンは発泡スチロールみたいじゃないか。噛んでも歯ごたえがあるわけではなし。甘いのでも辛いのでもない。ではなぜ、ポップコーンなのか。
歯ごたえがないのがその答え。つまり、映画を見ている間に食べてもうるさくないのだ。ポテトフライはあってもポテトチップはない。ましてやせんべいなど。

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[2001-05-03]

食べ物