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「美人銀行員オンライン横領事件」

松田美智子という人の書いた「美人銀行員オンライン横領事件」という本を読んだ。
実話である。
プレイボーイ(死語)にだまされて貢がされ、脅されて横領を働いたOLの話である。
昭和56年3月の事件で、刑も執行され、すでに出所しているからか、実名で書かれていない。
こういうドキュメンタリーは実名でないと面白さが少し薄れる。
確か、伊藤素子(もとこ)という名前だったように記憶している。

今、世間で騒がれているのは、東京ガスの美人OLが殺されて、実は夜は娼婦だったという事件。
犯人はネパール人らしく、現在、裁判の最中である。
これは殺されたほうも自業自得だったような気がする。
本当に美人か、という疑問は残る。

しかし、この「美人銀行員」は本当に美人だったように記憶している。
当時、「結婚したい」とか「愛人にしたい」とかいう男がいっぱい、現れた。
もっと、早く、言ってやれよ。

彼女は、銀行に客としてきた男にデートに誘われる。
外車に乗せられ、高級レストランにつれていかれ、そして、身体を許してしまう。
そして、その男にのめりこみ、貢がされ、30歳過ぎまで独身で、贅沢もせずに貯めた一千万円近い金を2年の間にゼロにされてしまった。
そして、男はヤクザの存在を匂わせ、女に横領を強要する。一億三千万円。

犯罪を犯すと、人はみな、なぜそんなことをしたのか、と言う。
この事件だってそうだ。
しかし、この話を読むと、ありえないことではないと思う。
強い不安感を覚えた。

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[2002-01-17]