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雪印

あっぱれというほかない。あまりに馬鹿げていて。

雪印乳業の子会社「雪印食品」(東京)の関西ミートセンター(兵庫県伊丹市)が昨年10月、オーストラリア産の牛肉を、狂牛病対策で買い取り制度の対象となった国産牛の箱に詰め替える偽装をし、業界団体に買い取りを申請していたことが23日、関係者の証言で明らかになった。雪印乳業の集団食中毒事件に続き、グループ企業のモラルが厳しく問われそうだ。(共同通信)

「モラルが問われる」どころの話ではなく、これは犯罪である。新聞社も正しく言葉を使うべきだ。
しかし、企業が営利を追求する以上、これは、ありうる話で「あ、こういう手もあったか」と目からうろこが落ちた食品業者もあるかもしれないし、「え、ダメなの?」といっている肉屋もいるかもしれない。
その一方、国のとった対策が正しいのか、という疑問もある。

一方、国の買い上げ価格が、オーストラリア産牛肉の正規の卸売価格よりもはるかに高いことも判明した。オーストラリアを含むオセアニア産牛肉の卸売価格は昨年10月実績で、冷凍ものなら1キロ当たり382〜485円、冷蔵もので同383〜875円。これに対して、国の対策事業では、最高で1キロ当たり1554円で、問題の肉も1114円で買い上げられていた。(毎日新聞)

これなら、やっちゃうかもしれない。
たとえば、ある商品が非課税になることがある。これも、国の政策である。この非課税の制度を利用して、儲ける業者もいる。今回も、国の政策を利用して儲けようとした業者の話である。ま、あまり、変わらないような気がする。
「この買取価格の元は、国民の税金だぞ」と怒るかもしれないが、こんな対策を打ち出した国が悪いような気がする。何のためにこんなことをしているんだ?

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[2002-01-23]

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