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裁判長とさだまさし

東急田園都市線の三軒茶屋駅で、銀行員の男性(当時43歳)が暴行を受け死亡した事件で、東京地裁の山室恵裁判長は19日、傷害致死罪に問われた19歳の少年2人に懲役3年以上5年以下の不定期刑を言い渡した後「唐突だが(シンガー・ソングライターの)さだまさしの『償い』という歌を聴いたことがあるだろうか」と語りかけ、反省を促す説諭をした。(毎日新聞)

自分でもいっているが、本当に唐突である。さだまさしの歌なんか、今の未成年者が知るか。よほどのファンなのだろうが、さだまさしから、頼まれたってことはないだろうか。
この歌は、「夢の轍」というアルバムに入っているらしく、もちろん、さだの作詞、作曲によるもの。

人殺しあんたを許さないと

彼をののしった被害者の奥さんの涙の足元で
彼はひたすら大声で泣きながら
ただ頭を床にこすりつけるだけだった


交通事故で人を殺してしまった男の歌だということらしい。
興味があるなあ。なんて、嘘。

歌手としては、こういう直接的な歌は稚拙な部類に入ると思う。
聴いてみたら、どうかは、分からないけれども。

裁判長は「歌詞だけでも読めば、君たちの反省の言葉がなぜ心を打たないか分かるだろう」といっている。
よほど、この犯人たちは、口先だけの反省の言葉をぺらぺらとしゃべっていたのだろう。と、裁判長は決めつけている。多分、そうだろうしな。

この事件で、はっきりしていることは一つ。君子、危うきに近寄らず。いくらむしゃくしゃしていても、喧嘩はしない方がよいということだ。と、あまりに普通な締めくくり。

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[2002-02-19]

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