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カイワレ

私は好き嫌いがほとんどないが、食べたくはないものはある。カイワレ大根である。

大阪府堺市で96年に起きた病原性大腸菌O157による集団食中毒で、「原因食材のカイワレ大根を出荷した可能性が高い」と厚生省(当時)の報告書に指摘された「南野農園」経営者の南野肇さんが、「科学的根拠がないのに原因とされ、名誉を傷つけられ、売り上げも激減した」などとして、国に5250万円の国家賠償を求めた訴訟の判決が15日、大阪地裁であった。村岡寛裁判長は、菅直人厚生相(当時)らが報告書発表の際に開いた記者会見の内容が、「南野農園のカイワレ大根が原因食材であることが確定的事実のような印象を与え、相当性を欠いた」などとして国の責任を認め、慰謝料など計600万円の支払いを命じた。

苦くて不味い。私としては、こんな食べ物はなくなっていいと思っているので、どうでもいいニュースである。しかし、厚生労働省のようなところが、根拠もなく、犯人扱いしたのは、まずいだろう。
大根が世の中からなくなったら大変だろうが、カイワレ大根はなくなってもいい。そんなどうでもいい食べ物は風評で一発でアウトになる。現に、一発でアウトになった。今、スーパーでカイワレ大根を見ることは少ない。
多分、厚生労働省の担当者は、私と同様、カイワレ大根が大嫌いだったのだろう。

「あなた、カイワレ大根も食べなきゃだめですよ」
「うるさい、こんな野菜だか草だか分からないような食べ物は食わん」
「あら、栄養があるのよ」
「うるさい、こんなもの、食えなくしてやる」

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[2002-03-17]

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