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刑務所における看守による暴行

名古屋刑務所は恐ろしいところだ。

名古屋刑務所(愛知県三好町)の受刑者死傷事件で、名古屋地検特捜部は12日、刑務官が2001年12月、男性受刑者=当時(43)=に消防用ホースで放水し、直腸などに重傷を負わせた後に死亡させたとして、特別公務員暴行陵虐致死の疑いで、新たに主任矯正処遇官で副看守長乙丸幹夫容疑者(46)=同町=を逮捕、刑務所など数カ所を家宅捜索した。受刑者は99年11月に府中刑務所から名古屋刑務所に移送されて以来、計11回保護房に入れられ、うち7回は革手錠を装着。最長で80日連続で収容されていた。中山厚所長は記者会見で「被害者と家族におわび申し上げたい」と陳謝。99年以降に「病死」「事故死」とされた約50人の受刑者の死因を再調査する方針を明らかにした。(共同通信)

これを読むだけではよく分からないので補足すると、受刑者を全裸にして四つん這いにしてお尻に強い圧力で水を浴びせたところ、肛門が裂けてしまったが、放置され、その後、死亡した、ということである。これでも意味が分からないが、まあ、看守がお仕置きをしたら死んでしまったということである。水も凶器になるんだなあ、ということが分かればよろし。
また、革手錠というのは、これもよく意味が分からないが、皮革製の手錠である。別にたいしたこと、ないではないか、と思っていたのだが、実はそんな単純なものではなかった。これは大きな革の輪に小さな革の輪が二つくっついている。小さな方に手首を通して、大きな方を腰に巻く。ただ巻くのではなく、これを強く締め上げるらしい。そうすると、胴が強く締められるほか、手首が不自然な形に固定されるので、肩、腕、手首が非常に痛い。しかもこのまま放置されるので、食事も用便もできないという。これは、名古屋刑務所だけでなく、全国で実施されている。うーむ、刑務所には入りたくないものだ。
この手の看守の乱暴は、名古屋が突出してひどいということらしく、どこでもあることのようだ。しかし、同じ日の次のようなニュースを読むと、看守の気持ちも分からないではない。

甲府刑務所(溝上陽一所長)は12日、看守の首をノミで刺して殺害しようとしたとして、受刑者の男(57)=懲役2年2カ月の判決を受け昨年5月入所=を殺人未遂と公務執行妨害の疑いで甲府地検に書類送検したと発表した。あわせて、同刑務所は昨年10月にも、受刑者が看守を殴るなどの暴行事件が2件起き、受刑者計3人を12日までに、傷害と公務執行妨害の疑いで書類送検したと発表した。(朝日新聞)

つまり、こういう危険極まりない受刑者もいるわけで、こういうのはやられる前に押さえつけておかないと、看守自身がやられるというわけなのだ。
受刑者の保護を訴える人がいるが、自分が看守になったときのことを考えてみるといいと思う。死刑廃止論も同じだ。自分の身内が殺され、自分自身も殺されそうになったとき、はたしてその犯人を許すことができるだろうか。
と、柄にもなく、ヘビーなことを書いてしまったが、消すのももったいないので、そのまま、載せる。

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[2003-02-12]

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