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第九の手書き楽譜

ベートーベンの第九といえば日本の年末の定番であるが、その手書きの楽譜に競売で4億円の値が付いたという。

CNN(電子版)などによると、ベートーベンの「第9交響曲」の手書き楽譜が22日、英国ロンドンのサザビーズの競売で210万ポンド(約4億1000万円)で落札された。

サザビーズの紹介では、3巻ほぼ500ページに及ぶ手書き楽譜は、1826年に書き写された最終版で、ベートーベン自身のコメントなども書き込まれている完全楽譜。
「第9交響曲」はリスト、ワーグナー、ブラームスなど多くの偉大な作曲家に影響を与えた傑作として知られる。(朝日新聞)


ベートーベンが生涯に書いた交響曲は9曲あり、第九はその最後の交響曲。「合唱付き」と呼ばれるくらいだから、歌が入っている。そしてとても長い。CDは規格上74分の音が録音できるとされている。この74分の長さがどうやって決まったかというと、カラヤンが指揮をした「第九」の長さが74分だったからだという。「まあ、第九が収まるようならば、世の中のたいていの音楽は1枚に収まる」ということだったのかもしれない。
だから、楽譜にすると500ページにもなるというのはまあ不思議ではない。
不思議なのは、この記事の最後の行。「第9交響曲」はリスト、ワーグナー、ブラームスなど多くの偉大な作曲家に影響を与えた傑作として知られる。そうじゃないだろう。「第九」は偉大な作曲家だけに影響を与えたわけではない。日本人なら誰でも知っているぞ。誰かに聞いたことをそのまま書くな。そもそもリスト、ワーグナー、ブラームスを聴いたことのある人間の方が少ないぞ。

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[2003-05-22]

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