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「陰摩羅鬼の瑕」

京極夏彦の「陰摩羅鬼の瑕」を読んだ。相変わらずの厚さである。しかし最初の数ページで犯人と動機が分かってしまった。別の人の書いた短編に似たような話があった。
ある伯爵と結婚した女性がその初夜が明けると殺されているという話。それが5回も。とんでもない話だが、同じ事件が5回繰り返されるだけだからいわゆるトリック一発ものである。しかし、さすがに京極夏彦は話の展開が上手い。途中、妖怪の話がよく分からなかったが、後半は夜を徹して読み続けた。ただ、過去の作品と比べると一番、面白くない。

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[2003-09-08]