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牛乳を飲むと二日酔いにならない?

酒を飲む前に牛乳を飲むと二日酔いにならないと、よく言われる。
胃の粘膜を牛乳で覆っておくとよい、というわけである。
私はこれに疑問を持っていた。
酒を吸収するのは、胃ではなく小腸なのであるから、胃を保護しても意味がないと考えたのである。

あるとき、雑誌で、酒を飲む前に牛乳を飲むことには意味がないというのを読んだ。
牛乳はアルコールに弱いので、すぐに溶けてしまい、覆っている意味がないのだそうだ。
その記事を書いた人が人がすすめるのは、あらかじめ、水を1リットル、飲んでおけばよいという方法である。
これは私の考えに近い。
胃に水分を多く入れておけば、小腸で吸収するときには、アルコールが薄まっている。
結局、酔うという現象はアルコールを吸収するところに依るのであるから、この方法は効果があるということは理解できる。

この理屈からいうと、ビールや日本酒やワインをいろいろと飲む、いわゆるチャンポンという飲み方をすると悪酔いをする、という考え方が誤っていることが分かる。
ビールであろうが日本酒であろうが、含まれているアルコールは同じものである。
したがって、同じ分量のアルコールを同じ時間で摂取すれば、同じ酔い方になる。
ビールとウイスキーで酔い方が違うのは、摂取するスピードの違いによるものである。
チャンポンという飲み方をすると悪酔いをするのではなく、チャンポンというわけの分からない飲み方をするほど、すでに酔っぱらっているということなのである。

さて、酒を飲んだ後はのどが渇く。これをよく、脱水症状と呼ぶ。
確かにそれも理由の一つなのかもしれないが、実は単にアルコールが蒸発するのが原因である。
注射の前にアルコールで消毒するときのスーとする感覚と理由は同じである。

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[2005-07-12]

ビール・酒