「まっすぐ」と「まっつぐ」

五感てきブログ +Happy Life+で紹介されていた、「おととい」と「おとつい」、あなたはどっち派?という記事。
「「おととい」も「おとつい」も使うけど、書き言葉としては「おととい」でしょう」と思いましたが、意外に「おとつい」を使う人が多いことに驚きました。
Googleで検索してみると
1,640,000 for "おととい"
125,000 for "おとつい"
という結果。約8パーセントは「おとつい」派。

そして、さらに意外なのは、これが関西で使われることが多いと言うこと。
てっきり、江戸言葉だと思っていました。

というのは、落語家がよく「おお、まっぐ行ってくれ」とか、言うから。
これ、もちろん「まっすぐ」という意味ですよ。

2,820,000 for "まっすぐ"
867 for "まっつぐ"

ああ、これは完全に方言ですね。

最近は方言ブームだそうで、若い人がメールなどでわざと方言を使うそうです。
方言は方言と意識して使うのはよいと思います。
しかし分からずに使うのは恥ずかしい気がします。
最近、テレビのナレーターが、「端」を「はし」ではなく「はじ」と読んでいて驚きました。たしか「伊東家の食卓」だったと思います。
テレビがこれをやっちゃあいけない、と思います。
豆知識 | comments (0) | trackbacks (0)

1900年1月1日は何曜日か

前回の続きです。
ところで1900年1月1日は何曜日かというのを計算してみます。
計算しなくてもExcelを使えば一発です。
というのは浅はかでした。
なんとExcelには日付計算に欠陥があるのです。
以前、Excelのヘルプに「あえてそうしている」というようなことが書かれていたような気がするので、バグとは言えないのかもしれませんが、とにかく正しくない部分があります。

1900/2/27 Mon
1900/2/28 Tue
1900/2/29 Wed
1900/3/1 Thu
1900/3/2 Fri

Excelで表示すると、1900年2月末前後がこのようになります。
どこがおかしいかというと2月29日が存在するのです。
閏年のルールでは、年が4で割り切れる場合には閏年となる、つまり2月29日が存在するが、年が100で割り切れる場合には閏年にしない、となっています。
つまり2月29日は存在しないのが正しいのです。

Excelで計算すると、1900年1月1日は日曜日となりますが、正しくは、1900年1月1日は月曜日のようです。

Excelを使わずに計算するには修正ユリウス日というのを使うとよいようです。
これはある日付(1858年11月17日)からの経過日数を求めるもので、公式に当てはめれば電卓でも計算できます。

ユリウス通日 - Wikipedia

これにしたがって計算すると1900年1月1日は15020日になります。
今日(2006年2月5日)は53771日ですから、1900年1月1日は38751日前になります。
38751を7で割るとあまりが6になります。
今日は日曜日ですから、今日から6日前は月曜日。
ということでやはり1900年1月1日は月曜日です。

最後に修正ユリウス日をExcelのVBAで計算する関数を載せておきます。

Function mjd(nen, tsuki, hi)
  If tsuki <= 2 Then
    nen = nen - 1
    tsuki = tsuki + 12
  End If
  mjd = Int(365.25 * nen) + Int(nen / 400) - Int(nen / 100) _
    + Int(30.59 * (tsuki - 2)) + hi - 678912
End Function
豆知識 | comments (0) | trackbacks (0)

カレンダーはなぜ日曜日から始まるか

「1900年1月1日は何曜日だったのだろうか」という疑問がわきまして、「これは計算すれば何とか求められるだろう」と思ったのですが、今度は「1900年当時、曜日という概念がはたしてあったのだろうか」という疑問がわきました。
裏を取ろうとインターネットで調べたところ、次のページを見つけました。

Booklet for Days of the Week
日曜日から始まって土曜日で終わる7日週(曜日)が、ユリウス暦に正式に採用されたのは西暦321年の1月1日(日)ですが、曜日の順序は、西暦321年を経て今日に至るまで、1日の狂いもなく続いています。


1月1日がキリスト教の安息日、すなわち日曜日になる年から定めたようです。
これによると西暦321年にはすでに今と同じ曜日が使われていたことになります。

図らずもこれにより長年の疑問であった「カレンダーは日曜日始まりが正しいのか、月曜日始まりが正しいのか」という点も解決されました。
私は「土曜日、日曜日を週末というのだから、月曜日始まりが合理的」と考えていましたが、歴史的な背景を考えると日曜日から始まるのが正しいということになります。

ただ、これはキリスト教の考え方からすると、という但し書きが付くべきもので、実際の生活の上では、やはり、月曜日始まりのカレンダーの方が合理的だと思うのです。

次回へ続く。
豆知識 | comments (0) | trackbacks (0)

「1か月」?「1ヶ月」?

「いっかげつ」をどのように書きますか。
私は「1か月」と書きますが「1ヶ月」と書く人もいます。
どの書き方が多いのでしょうか。
Googleのフレーズ検索を利用してみました。

"1か月" の検索結果 約 1,270,000 件
"3か月" の検索結果 約 1,600,000 件
"6か月" の検索結果 約 1,070,000 件

"1ヶ月" の検索結果 約 3,720,000 件
"3ヶ月" の検索結果 約 3,210,000 件
"6ヶ月" の検索結果 約 2,060,000 件

"1ヵ月" の検索結果 約 3,430,000 件
"3ヵ月" の検索結果 約 2,420,000 件
"6ヵ月" の検索結果 約 809,000 件

"1箇月" の検索結果 約 85,500 件
"3箇月" の検索結果 約 58,000 件
"6箇月" の検索結果 約 71,200 件

最も多いのは「ヶ」、次が「ヵ」となりました。
私の使う「か」は少数派のようです。

「ヶ」や「ヵ」は「箇」の字の省略形で言葉としての意味はないそうです。
ということで「だったら、ひらがなでいい」と思い、私は「か」を使っています。

では、「○○ヶ丘」はどうでしょうか。

"自由が丘" の検索結果 約 2,540,000 件
"自由ヶ丘" の検索結果 約 202,000 件

日本でいちばん有名な「がおか」である「じゆうがおか」は「自由が丘」と書く方が多いようです。
実際に東京の「じゆうがおか」の駅名は「自由が丘」です。
東京以外にも「じゆうがおか」はあるようです。
これは言葉遣いではなく地名ですので正式名に従うのが当然ですね。
豆知識 | comments (6) | trackbacks (0)

日本人の血液型の割合

日本人の血液型の割合は
A:4割
B:2割
AB:1割
O:3割
だと思っていました。
大阪府赤十字血液センター公式サイトにもはっきり書いてあります。
しかし、数学的に、この割合にはならないことを発見しました。
続きを読む>>
豆知識 | comments (0) | trackbacks (0)

入れ替え

収入金額などを集計したときに正しいはずの値と合わないことがあります。
このとき、自分が計算した合計と正しいはずの合計の差が9の倍数になるときは、数字を逆に入れ替えて入力していると考えられます。

例えば、「314159」と入力すべきところ「314519」と入力してしまうと合計が360円ずれます。これは9の倍数です。
必ず差が9の倍数になることは次の式を見ると分かります。
S=a*10+b
T=b*10+a
S-T=(a*10+b)-(b*10+a)=9*(a-b)


アメリカの女優にドリュー・バリモアという人がいますが、これを「バリュー・ドリモア」と呼んでしまう人が結構、います。
このように二つの音を入れ替える言い間違いを「スプーナリズム」と言います。
昔、スプーナーという先生がこの手の言い間違いをよくしていたのが語源です。
豆知識 | comments (0) | trackbacks (0)

「刺客」をなんと読む?

自民党が郵政民営化に反対した議員の選挙区に別の有力候補を「刺客」として送り込むようですが、この「刺客」、なんと読むのでしょうか。
亀井静香氏は「しきゃく」と言っていました。他にも「しきゃく」と読む人が多いようです。
私は「しかく」と読むのだと思っていましたし、これが正しいのだと思いますが、今回の騒動で「しきゃく」と読むのが正しい、ということになってしまうような気がします。
豆知識 | comments (0) | trackbacks (0)

折り返し電話します

「折り返し電話します」というようなことをよく言いますが、世の中の認識と私の認識が違っていたようで。
世の中の認識では「かかってきた電話に対し、こちらから電話をかけなおすこと」を「折り返し電話」と呼ぶようです。すぐかけることもあれば明日かけることもあります。
私の認識では「かかってきた電話に対し、すぐにこちらから電話をかけなおすこと」を「折り返し電話」と呼んでいます。つまり電話のかけなおしが翌日になってしまうような場合には「折り返し電話」とは呼ばないのです。
よく留守番電話のメッセージに「折り返し電話しますので発信音の後に電話番号を」というようなのがありますが、「すぐに電話くれるくらいなら出たらどうだ!」と思ってしまうのです。

私の認識がおかしいのかな、と思って手元にある辞書類を見てみると次のとおりでした。

おりかえし【折返し】
(4)(副詞的に)返事・返答をすぐにするさま。間をおかずに。(広辞苑)

おりかえし【折(り)返し】
(副)間をおかずにすぐにするさま。ただちに。「―返書を送る」(大辞林)

おり‐かえし【折(り)返し】
[副]手紙・問いかけなどに対し、間を置かず対応するさま。また、着いてすぐ帰っていくさま。すぐさま。ただちに。「―電話します」「―帰路につく」(大辞泉)

おりかえし[折り返し]
[2]〈副〉すぐに.▼〜返事をする(デイリーコンサイス国語辞典)


やっぱり「折り返し」には「すぐに」というニュアンスが含まれているようです。

またこんな調査がありました。
香港がもっとも短い14分15秒、日本41分08秒、欧米豪46分34秒 - シチズン意識調査
シチズンが行った時間感覚に関するアンケートで「「(電話で)折り返しご返事します」の“折り返し”は?」という設問に対する調査結果です。
ここにも「折り返し」は「すぐに」という意味というようなことが書かれています。
豆知識 | comments (0) | trackbacks (0)

ディア何?

誕生日には「ハッピーバースデートゥーユー」と歌いますが、なぜ「ディア何とか」のところを事前に合わせておかないのでしょう。
「ディアはなちゃん」とか「ディアはなこちゃん」とか「ディアはなこ」とか、いつもバラバラです。
豆知識 | comments (0) | trackbacks (0)

春分の日と秋分の日

そろそろ、来年のカレンダーを準備しようと思うのだが、最近は不景気なのか、なかなかカレンダーをもらう機会が少ない。かといって買うのもばからしい。今はカレンダーのシーズンなのか、本屋や文房具屋ならずとも、いろいろなところでカレンダーが売られている。自分の好みのカレンダーを金を払って求めるのである。私はほしいと思わない。ただの数字の羅列に、写真や絵がくっついたものをカレンダーと呼ぶならば、実際に必要なのは数字の羅列であり、写真や絵の部分は(数字の羅列の付いていない)ポスターでよいだろう。
ということで、もう何年も前から私はカレンダーはパソコンで作っている。絵や写真などいらない。数字の羅列はパソコンの得意とするところである。

さて、パソコンでカレンダーを作るときのネックは祝日である。日にちと曜日だけは比較的簡単に作ることができるが祝日はちょっと面倒だ。しかしできないことはない。ただし、春分の日と秋分の日だけは別だ。これらだけはあらかじめ決めておくことができないのである。
さて、そもそも祝日とは何か。「国民の祝日に関する法律」というのがある。よく「祝祭日」などというが法律的には「祝日」である。「祝日と祭日の違いは?」などという質問に対しては「祭日などない」と答えればよい。
国民の祝日に関する法律
第一条 自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。
第二条 「国民の祝日」を次のように定める。

元日一月一日年のはじめを祝う。
成人の日一月の第二月曜日おとなになつたことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。
建国記念の日政令で定める日建国をしのび、国を愛する心を養う。
春分の日春分日自然をたたえ、生物をいつくしむ。
みどりの日四月二十九日自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。
憲法記念日五月三日日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。
こどもの日五月五日こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
海の日七月の第三月曜日海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。
敬老の日九月の第三月曜日多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。
秋分の日秋分日祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ。
体育の日十月の第二月曜日スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう。
文化の日十一月三日自由と平和を愛し、文化をすすめる。
勤労感謝の日十一月二十三日勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。
天皇誕生日十二月二十三日天皇の誕生日を祝う。

第三条 「国民の祝日」は、休日とする。
2 「国民の祝日」が日曜日にあたるときは、その翌日を休日とする。
3 その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(日曜日にあたる日及び前項に規定する休日にあたる日を除く。)は、休日とする。

確かに春分の日と秋分の日ははっきり何月何日とは書かれていない。春分の日は「春分日」だという。説明になっていないが、これは次を読めば分かる。「国立天文台・天文ニュース(413)」によれば次のとおり。
毎年2月1日には、総理府が、翌年の国民の祝日、休日の正式発表をおこなっていました。今年は省庁の再編がありましたので、その発表は内閣府がおこない、2002年の祝日・休日を示した「暦要項」が財務省発行の官報に掲載されました。
祝日の中で、年によって日付が変化する「春分の日」、「秋分の日」が多くの人の関心を呼びます。2002年は「春分の日」が3月21日、「秋分の日」が9月23日です。この発表によって翌年の国民の祝日・休日の日付が正式に決定されるのです。しかし、明後年以降はまだ確定していません。それでも、もっと先の春分、秋分の日の日付を知りたいという一般からの希望は非常に強く、国立天文台にはその問い合わせが後を絶ちません。
上記のように、国民の祝日としての日付が確定するのは一般に前年の2月1日ですが、春分、秋分の瞬間は、もともと、太陽の位置という天文学的な条件で定まります。したがって、その瞬間を含む日である春分日、秋分日は、かなり先まで計算ができます。春分日、秋分日は、いうならば、国民の祝日である「春分の日」、「秋分の日」の見込みの日、予定日に当たります。1993年の「理科年表」には、今後、2015年までの春分日、秋分日が以下のように示されています。

春分日秋分日
2003年3月21日9月23日
2004年3月20日9月23日
2005年3月20日9月23日
2006年3月21日9月23日
2007年3月21日9月23日
2008年3月20日9月23日
2009年3月20日9月23日
2010年3月21日9月23日
2011年3月21日9月23日
2012年3月20日9月22日
2013年3月20日9月23日
2014年3月21日9月23日
2015年3月21日9月23日

2012年の秋分日が9月22日であることに注意してください。念を押しますが、この日付は天文学的計算による日付で、正式に決定した「春分の日」、「秋分の日」ではありません。また、将来の春分日、秋分日は、「うるう秒」の入り方によって日付が変わる可能性がありますから、あまり先まで計算することは、本質的に不可能といえます。

つまり「春分の日」と「秋分の日」は前年の2月1日にならないと決まらないのである。そして「春分の日」と「秋分の日」は国が決める日で「春分日」と「秋分日」は科学的に決まる日である。科学的には分かっていても国が決めないと決まらないのである。
豆知識 | comments (0) | trackbacks (0)
1/4 >>

©1995-2006stabucky.com