うさぎ亭

店の看板には「イタリアと南フランス地方料理」とある。フランス料理とイタリア料理の違いは分かるが、南フランスって何だ?
スパゲッティもあるが、ラビオリやラザニア、肉料理、米料理もある。ちょっと奮発すればコース料理も食べられる。ま、イタリア料理と考えておけばいいのだろう。
この店は、行列のできる店である。店の前に3台ほど車を置けるスペースがあるが、いつも足りていない。入り口は狭いが、中は全部で50人くらいの客は収容できるほどの広さがある。テーブルはゆったりとして良い。料理を食べに行って、何が不愉快かというと、席が狭いことである。向かいに座ったガールフレンドより、隣のテーブルの男の方が近いことがあるじゃないか。そして、隣の席の煙草の煙である。ここは、隣のテーブルの客が煙草を吸っても気にならない程度の広さはある。
さて、料理を頼む。
  • カルボナーラトマトクリームの炭小屋風(1000円)
  • 木の子とベーコンのタリアッテレ(太麺)(1200円)
  • ひき肉入りラビオリのボロニア風(960円)

待っている間に、利きワインセットがあったので、それを楽しむ。3種類のワインが1杯ずつ出てきて、900円。安いのではないだろうか。赤、白、赤、の順に並んでいる。まず、1口ずつ、口にして、味を覚える。そして、目隠しをして、ランダムに、1口ずつ、飲む。私は3個とも当てた。連れは、赤と白を混同した。白ワイン用のブドウで作った赤ワインは確かに分かりにくかった。
カルボナーラトマトクリームはトマトの色の付いたクリームスパゲティ。普通のカルボナーラほどこってりしていない。タリアッテレは(物の本によれば「フェトチーネのこと」などと書かれているが)フェトチーネをさらに薄くしたような麺。コシの強い塩ラーメンといった感じ。このラビオリはクリーム味。ミートソースではない。どれも美味い。
何か変わったものを、ということで、こんな料理も食べてみた。
  • エゾシカのステーキ(1200円)

焼き加減はレア。意外に美味しい。
最後にピザを食べることにした。ウェイトレスの女の子をつかまえて「おすすめは?」と訊くと、「個人的に、ですか?」などと言う。それを無視して「食べ応えのあるやつ」と言ったらミックスピザをすすめられた。
  • 欲張りなうさぎ亭 特製Mixピザ(1200円)

生ハムが2枚、だらんと載っかっていて、他にもエビなどいろいろな具が載っていて美味しい。

○総評○
どの料理も美味い。ワインも何種類か、あるようなので、勉強してから、行くといいかもしれない。私はビール派なので、関係ない。惜しむらくは、その値段か。なお、ここに上げた値段は、すべてSサイズである。Lサイズもあるが、頼んだことがない。Sサイズで十分な量だ。

○場所○
西千葉駅側を表とするならば、千葉大学の裏。

○データ○
●営業時間
(不明、夕方準備中の時間あり)
●住所
(不明)
●TEL
(不明)

取材 2000年1月30日
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ラーメン一代

とんこつラーメンの店。昔は豚カツ屋、その前は肉屋だった。店の名前は「いちだい」と読むのだろうが、「かずよ」の可能性も捨てきれない。
なかなか、人気のある店で、この辺のラーメン屋にしては珍しく、いつ見ても客がいる。
店に入る。まず、驚くのは「いらっしゃいませ」の声がないことだ。客が入ってきても、すぐに店員が奥から出てこない。勝手に席に座って、何にしようかなとメニューを見る頃にやっと、出てきて、麦茶をおいていく。麦茶をおいてくれればいい方で、こっちから呼んでも出てこないことがある。基本的に水とお手拭きはセルフサービスである。
メニューは、壁に貼りだしてある。ラーメンは、しょうゆラーメン、とんこつラーメン、みそラーメンの3種類だけ。これらにチャーシューを載せた場合の計6種類だけが貼りだしてある。コーンなどをトッピングすると100円追加である。ラーメン屋はこれくらいのメニューでよいのだ。
店の奥をのぞくと、おじさんが、ゆっくりとした動きで、ラーメンを作っている。ラーメン屋らしい、活気はない。
今回は、とんこつラーメンと、しょうゆラーメンを食べた。チャーシューは元々2枚載っている。
食べている途中で、私の携帯電話が鳴ったので、店の外に出たら、店員が脱兎のごとく、追いかけてきた。無銭飲食だと思われたらしい。この素早さには驚いた。まだ一口しか食べてなかったぞ。客が来てもなかなか迎えようとしないのも、気が付かないからではないことがはっきりした。

○総評○
麺は弾力感がある。とんこつラーメンのスープはそれほど白くない。しょうゆラーメンもとんこつがベースとなっているようで、大きな違いがない。
美味いが、インスタントラーメン気味の美味さ。

○場所○
JR新検見川駅から北に向かう。左に花園中学校、東大グラウンドを見ながら走る。東大グラウンドがなくなったあたりの右側。

○データ○
●営業時間
(不明、14:30-18:00は準備中。)
●住所
(不明)
●TEL
(不明)

取材 2000年1月23日
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印度料理シタール

印度風のカレー屋である。この界隈でタウン情報誌に店のレポートが載るのはこの店くらいしかない。実際にタウン情報誌を広げている家族連れがいた。
行列のできる店である。店の外に人が待っているときは、中の店員に声をかけて、名前を告げ、順番をとってもらう必要がある。ある時、やはり店の外に人が待っていたので、店員に声をかけた。すると、私たちより先に来ていたタウン情報誌家族が、店員に、「言わなきゃダメなのか」と詰め寄っていたので、面白かった。そりゃタウン情報誌見てわざわざやってきた奴より、地元の常連を優先するだろう? もっとも私も、そのときが初めてだったが。
このシタール、元々は2店舗あった。今、ここでレポートしているのは、検見川の店である。八千代台にもあったので私は、そっちへは何度か、行ったことがある。そして、その店はつぶれた。しかし、この検見川の店の隆盛ぶりを見ると、八千代台の店がつぶれたとは思えないのである。というのは、八千代台の店の方も、行列のできる店だったからだ。
ランチは午後3時までである。この時間に行った方がトクである。タンドーリチキンのついたセットがおすすめ。ライスとナンもついてくる。
店に入る。4人掛けのテーブル席が5席分の他にカウンター席もある。
さて、メニューを開くと、様々なカレーが並んでいる。辛さは星で示され、もっとも辛いものが、星3個。稲毛のシバも星3個で表示するが、辛さがワンランク上である。つまり、シバの星2個=シタールの星3個、という辛さになる。だから、シタールでは、ちょっと辛目のを頼んでも大丈夫である。星1個のバターチキンカレーなどは、甘いくらいだ。
ランチタイムを過ぎると、当然のことながら、通常料金となる。注意したいのは、ライスである。カレーは1皿、1000円から1300円であるが、ライス料金は別で300円である。頼めば、半ライスのお代わりが無料。もちろん、ライスではなく、ナンを頼んでもよい。レモンライスもあるようだ。

○総評○
私はこの日、チキンカレーを食べた。星は3個である。私は辛いのが苦手だが、それでも大丈夫、美味しく食べることができた。

○場所○
京成検見川駅のすぐそば。検見川神社から踏切を渡った後、最初の十字路を左折してすぐの左側。

○データ○
●営業時間
11:30〜21:00
●住所
千葉市花見川区検見川町1-106-16
●TEL
043-271-0581

取材 2000年1月22日
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シバ

インド風のカレーの店。
シバというのは、インドの宗教、ヒンドゥー教(Hindu、Hindoo、ヒンズー)の神である。カレー屋の店の名前に「シヴァ」と付けるのは、随分、大胆なことだが、あり得ることだろう(焼き肉屋が「ゾロアスター」と名乗るようなものだ)。Shivaと書くから「シヴァ」と発音するのが近いのではないかと思う。しかし、この店の名前「シバ」はこれが正しい。店長の苗字が、シバサキ(?)さんだからである。

○総評○

○場所○
JR稲毛駅のすぐそば。海側の出口を出て、左側。

○データ○
●営業時間
(不明、夕方「準備中」の時間あり)
●住所
(不明)
●TEL
(不明)

取材 0000年0月00日
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中華大黒屋

ラーメンというより、中華そばの店である。さつきヶ丘の商店街の中にある。子供の頃によく行った記憶があるが、最近は行かない。商店街の中の店なので、商店街に用事がない限り、行くことはない。
しかし、私の家族が、最近、よく行くようで、「美味い」というので、興味があった。
実は、最近になって、大黒屋に行くのは3回目である。1回目は朝の10時頃に行った。改築したらしく、子供の頃とは様子が違う。店の入り口に「準備中」の札が下がり、中でおばさんが掃除をしていた。10時半開店だという。仕方なく、別の店に行った。2回目は朝の10時半頃に行った。また「準備中」の札が下がっている。訊くと、今日は11時開店だという。
3回目の今日は、午後1時過ぎに行った。土曜日で家族連れがいるかもしれないが、1時過ぎなら大丈夫だろうという、読みである。しかし、ほぼ満席であった。しかも、家族連れよりも、一人で食べに来ている客が多いのである。仕事の途中で抜け出してきたという風情である。商店街の中だから、車で通りかかったついでに、という客ではない。あえて、この店の味を求めて来た、ということか。期待が持てる。
満席なので、しばらく外で待つ。中を覗くと、まあ、みんな、のんびりと食べている。やっと席が空いた(それでも相席だったが)ので、中に入り、モヤシラーメンと肉ウマニヤキソバと餃子を頼む。
まず、ヤキソバ。熱い。作りたてなのは分かるが、熱すぎて食べられない。固めに焼いた麺に、あんがかかっている。結構、美味い。
次にモヤシラーメンを食べる。スープは、子供の頃に食べた味と同じだ。かなり特徴があるので、覚えている。甘みがあるのだ。

○総評○
先に書いたが、中華そばである。スープは甘みがある独特の味。
ヤキソバは美味かった。
餃子は普通。ラーメンにも、「ラーメン」と「中華そば」があるように、餃子にも2種類あるような気がする。ラーメン屋の餃子と、中華料理屋の餃子では味が違う。確かなのは皮が違うことだ。総体的に中華料理屋の餃子の方が美味い。

○場所○
さつきヶ丘商店街の中にある。

○データ○
●営業時間
(不明。文中、11時開店と書いたが、これは年末だったからだろう。通常は10時半開店であると思われる)
●住所
(不明)
●TEL
(不明)

取材 2000年1月15日
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ラ・トゥールダルジャン

JR四谷駅を降り、上智大学の脇を歩いていくと、巨大な建物が、前方に見えてくる。
ホテルニューオータニである。
このホテルの中に超高級フランス料理店がある。
ラ・トゥールダルジャンである。
「恨ミシュラン」という朝日新聞社の本によると、いろいろな噂があるらしい。
その中の一つ「料金は一人最低7万円である」。
とんでもない店であるが、今回、幸い、タダで行くチャンスを得たのである。

ホテルに入ると正面にホテルマンが立っている。
案内係である。
実は、半年ほど前に、友人の結婚式で、このホテルを訪れたことがある。
このときは、ホテルマンに捕まり「どこに行くのか」と詰問された。
田舎者であることがばれたのであろう。
今日は、男の横を、さも常連、てな顔ですり抜けた。
実は私の連れに「今日のレストランの名前、知ってる?」と訊いたら、ジャンバルジャン、とか何とか、訳の分からないことを言っていたので、ホテル側の人間に訊かれるのがいやだったのだ。
しかし、半ズボン(キュロット)を履いたホテルガールに捕まってしまった。
そして「どこに行くのか」と詰問された。
「トゥールダルジャンです」とすらすらと言う。
「(この通路を)まっすぐ歩いたところの右側です」とのこと(実は、この答えの前に「予約したのか」とも詰問された。
そんなに世間知らずに見えたのか)。

さて、歩いて行くが、ずいぶん高級そうな店が並んでいる。
しかし、私たちが求める、それらしき店はない。
ついに通路の端にたどり着く。
今度は自分からホテルガールを捕まえて訊くと「(この通路を)まっすぐ歩いたところの左側です」とのこと。
どうやら行き過ぎたらしい。
今度は慎重に今来た通路を戻る。
すると、薄暗い一角がある。
どうもここらしい。
穴蔵のような通路を進んでいくと、黒服の店員が二人、すっと現れて挨拶をする。
二人とも手にメモを持っている。
今日の予約状況らしい。
予約客である旨を告げると、片方の店員がテーブルまで案内してくれた。

通路は薄暗いが、ダイニングルームはシャンデリアが明るく煌めいている。
テーブルは全部で15卓くらいだろうか。
午後6時だったが、数組の客がすでに来ていた。

料理の料金はタダだが、ワインは別である。
店に来るまで、そのことが心配だった。
まず、料理のメニューを渡される。
コースが決まっているので、ここは気楽である。
メインは選択でき、私が鴨、連れが羊を頼んだ。
シェリー酒が最初に出るが、どうするか、と訊かれ、甘口を頼む。
これが失敗。
甘すぎる。
そして、変な黒縁めがねをかけた、ソムリエが登場。
ワインリストを渡されるが、分からないから、と正直に言って、返す。
何しろ150種もあるらしい。
白のやや甘口のハーフボトルにしてくれ、と言うと、ソムリエはワインリストのページを開いて「これはいかがでしょう?」。
ソムリエが示してくれたワイン(当然、名前は忘れた)には9500円の値段が付いていた。
私は、他に言いようがあるだろうに「もっと安いのにしてくれ」と、また、正直に言ってしまった。
さすがにソムリエの顔に困惑と驚愕が混ざった表情が浮かぶ。
この店では値段でワインを選んではいけないのだ。
「白のやや甘口のハーフボトルは他にありません。
」「これはどうですか」と言って9500円ワインの上の段のワインを示す(当然、名前は忘れた)。
これは安いがそれでも5500円である。
ソムリエは「これは、やや甘口、ではないですよ。
ハーフボトルが用意されているもので、他の甘口だと、かなり甘いものばかりになります」と言う。
「飲みやすければよいです」と言うと、ソムリエは「では、これがよいです」と言って、5500円ワインを示す。

ワインが運ばれ、テイスティング。
飲み始める前に、代表者のグラスにワインを一口分だけ注いで味を確認する行為であるが、この作法は知っていたので、問題なし。
このときもワインの銘柄を示されたが、当然、忘れた。
しかし、ソムリエの偉いのは、私がワインに対して無知であることが明らかなのに、きちんとワインの銘柄と製造年をわざわざ言うことである。

後は、料理を食べるだけである。

  • 毛蟹と鰆のテリーヌ マニゲット添え
  • 海の幸の取り合わせ海胆風味
  • パイ包みマロンのクリームスープ
  • 幼鴨のロースト「トゥールネル河岸」
    又は
    子羊の生ハム巻ロースト
    ポテトのファルシ ピーマンのコンポート
  • 季節のサラダ
  • 「三重奏」オレンジのフォンダンとコーヒーのムース
    グレープフルーツのクリスティアン
  • コーヒーと小菓子


前菜は、サワラとカニをキャベツで巻いたものの輪切り。
魚料理は、タイとスズキとヒラメをそれぞれマッシュポテトの上に載せ、その上にウニを載せたもの。
スープは、クリのパイ包みスープ。
カボチャもそうだが、クリのスープはあまり好きな味ではない。

と出てきて、いよいよ、メインである。
この店の売りは、である。
鴨は、はじめに胸の肉、次にももの肉、と2回に分けて出される。
この鴨の肉が軟らかくて美味しい。
ボーイがやってきて「この鴨は155725番です」といい、カードを渡す。
カードには、確かにその番号が印字されている。

セーヌ河畔より望む「銀の塔」。
トゥールダルジャンの歴史は、1582年、セーヌの岸辺に始まります。
19世紀末、その輝かしい歴史に華を添えたのは「偉大なるフレデリック・デレール」。
彼は手がけた鴨の一羽一羽に番号をつけるというユニークなアイデアを実行に移し、
1921年6月21日、当時、皇太子であられた昭和天皇を53,211羽目の鴨でもてなす栄光に授かりました。
1984年、トゥールダルジャンの支店として初めてオープンした東京支店では
その栄光に由来した、53,212羽目の鴨から新たな歴史が始まりました。


売りは、実は、鴨ではなく、この鴨の番号なのだ。
私は、このサービスを知っていたので「わあ、ほんとだ」と内心、喜ぶ。

途中で白ワインを飲みきってしまった。
どうしようかなと思った瞬間、ソムリエがやってきて「赤ワインはいかがでしょう?」と言うので頼む。
もう、私のワイン無知が分かったのか、銘柄なども言わずに、グラスに入ったワインが運ばれる。
後で知ったが、このグラスワイン、1杯、2000円也。

デザートは、アイスクリームとムースの間にオレンジの薄切りが挟まっているもの。
このオレンジ、オーブンで軽く焼いたらしく、パリパリとした食感は面白いが、苦くて不味い。

最後にコーヒーとお菓子が出てきて終了。
午後8時。
満腹である。

会計は、ワインなどの追加のみ。
9000円くらい。

○総評○
とにかく、ボーイの数が多く、親切。
過剰と言ってもいいくらいである。
慣れない者が行くと、いつも見張られているような感じを受けるかもしれない(私がそうだった)。
そもそも、何度も行けるような所ではない。

帰りも出口までお見送り。
ボーイに「料理は大体、いくらくらいですか」と訊くと、一人2万円だという。
これにワインを付けると(一番、安いやつ)、一人3万円。
噂の半分だが、私にはやはり高い。

出口に料金表があったので見ると、鴨料理単品で1万円くらい。
他のメニューも、どれも5000円以上である。
合計すると2万円を超えるが、あらかじめ決まったコースならば多少、安くなるのだろう。

○場所○
ホテルニューオータニの中。

○データ○
●営業時間
17:00-22:00
●住所
東京都千代田区紀尾井町4-1ホテルニューオータニ2階ロビー階
●TEL
03-3239-3111

取材 2000年1月8日
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