きんさん、ぎんさん

きんさん-ぎんさんの、ぎんさんが亡くなった。108歳。煩悩だ。死因は老衰だという。
知らない人のために書いておくが、長寿の女性の双子がいて、名前をきんとぎんという。きんさんの方は昨年、既に亡くなっている。
イギリス人は何でも賭けの対象にするが、この長寿の双子のどちらが長生きかという賭けがあったという話は聞いていない。
それはともかく、森首相に(まだそうだよね)、彼女たちに国民栄誉賞を授与することを希望する。
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「タイタニック」の放送自粛

フジテレビは4月に映画「タイタニック」の放送を予定していた。しかし、これを自粛するという。理由は例のえひめ丸の被害者に対する配慮だという。あーあ、トヨタと一緒だ。
私のこの映画が好きで、劇場で観たときは3回、泣いた。プレイステーション2を最近、買ったのも、DVDを観たいからで、それもこの「タイタニック」が観たかったのだ。しかし、結局、ソフトを買わなかったから、テレビでやるなら観ようと思っていた。
それが、これだよ。それなら、毎週、やっている2時間ドラマは放送禁止だし、毎日、やっているワイドショーも放送禁止だ。放送を中止されて、神経を逆なでされた私の気持ちはどうなるのか。なーんていってるうちに、テレビ東京が「Uボート」とかやるぜ、きっと。
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17歳の事件

尾崎豊に「17歳の地図」という歌がある。歌自体は大したことはないが、17歳が幅を利かせている昨今の世の中を予言しているようだ。


また今日も17歳の事件があった。それも2件。1件は17歳の母親が1歳の長男を虐待して殺してしまったというよくある事件。中学生の時に出産して、妊娠させた男と同居していた去年の夏、長男がご飯を食べないからといって、壁に叩きつけて死なせてしまったという。最近、虐待という言葉をよく目にするが、この事件の場合はちょっと違うような気がする。単にカッとなって死なせてしまった場合には虐待とはいわないんじゃないか。語感としては、継続性のあるのが虐待ではないかと思う。
話が横にそれた。中学生で子供を産んでしまったのだから、ま、自分では育てられない。ということで、この赤ちゃんの祖父母が、赤ちゃんを里子に出した。半年後に、この母親と父親は、赤ちゃんを引き取って、2人で暮らし始めた。
で、興味深いのは、この母親のその後。母親ったって17歳だからね。長男が死んだとき、17歳の母親と19歳の父親は別れて、お互いの親の家に戻った。その直後、この母親、今度は長女を出産。この子もどこかに預けられているらしい。
この事件は今頃になってばれた。ま、病院で「長男が転んだ」っていったってんだから、あきれるね。転んだくらいで、くも膜下出血になるかっての。それで周りが怪しいってんで調べたら、この母親が犯行を自供したという。


もう一つは、17歳の双子の弟が兄を殺してしまったという事件。病弱だった兄の将来を悲観しての犯行ということだけど、ま、大胆な推理をしてしまえば、この兄弟、入れ替わってるね。つまり、残ったのが、兄、ということ。
ミステリーの読み過ぎかな。
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アサヒの発泡酒

アサヒビールの発泡酒「本生」を飲んだ。美味い。
「ホップス」とか「ドラフティ」とかが出たときは、ビールよりかなり格が下だと感じた。そこで後発の強み、キリンが「淡麗」を出した。結構、美味い。で、最後にアサヒが「本生」を出した。美味くないわけがない。
地酒が、幅を利かせているようだ。地ビールもいろいろあるらしい。しかし、ビールに関しては、4大ビール会社の作る方が美味い、これははっきりいえる。地方の小さなビール工場の研究費と、4大ビール会社のそれでは比較にならない。最近、東京でもスーパーとかで売られている地ビールに「銀河高原ビール」というのがある。なんか、美味そうでしょ。飲んでみてください。あんまり美味くないから。
外国のビールも美味くない。イギリスとかドイツとかのビールは冷えてなくても美味いというけれど、日本人は冷えていてグイッと喉ごしのいいものを好むから、結局、日本のビールを飲んじゃう。で、ポイントは、発泡酒は冷えていてグイッと飲む分には、ビールとあまり変わらないということ。これが、発泡酒が人気の理由なんじゃないかと思う。
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サブマリン

「サブマリン」といっても潜水艦のことではない。野球の下手投げ投手のことである。下からボールを投げるので、さながら急浮上する潜水艦のようにボールが浮き上がってくるため、サブマリン投法と呼ばれるのである。そして、千葉ロッテマリーンズの今年の新人に良さそうな下手投げ投手がいるらしい。
話は変わるが、私が一番、好きな漫画家は、水島新司先生である。水島先生の代表作といえば「ドカベン」である。ドカベンというあだ名の野球選手の話で、中学生、高校生と来て、今はプロ野球での話になっている。この登場人物に、里中智という投手がいる。下手投げの投手で、ドカベンとバッテリーを組んでいたのだが、現在、千葉ロッテマリーンズに入団している。
さて、実際に千葉ロッテマリーンズに入団したのは渡辺という名前らしい。今日辺りから、プロ野球のオープン戦が始まり、試合の様子がテレビのニュースでも流れている。マリーンズはカープと対戦したのだが、ロッテの選手が話題になるのはせいぜい、監督の名前が広島の監督と同じ「ヤマモトコウジ」ということくらいしかなく、この新人投手の詳しい情報はほとんど分からなかった。
かつては阪急に山田という下手投げの投手がいた。サブマリン投法の代名詞でもあった。しかし、最近、下手投げの投手はほとんど見なくなった。久々に現れた下手投げ投手、マリーンズの渡辺はボールのリリースポイントが地面からわずか10センチらしい。マンガの里中のように人気が出ればよい。注目したい。
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URL

いわゆる「ホームページ」のURLには正しい書き方があるそうだ(一応、世界的なルールがあるらしい)。
たとえば「http://www.xxx.co.jp/nikki」という書き方は間違い。「http://www.xxx.co.jp/nikki/」が正しい。違いは最後に「/」を付けること。
ところが、最上位の階層の場合には、最後の「/」は省略していいことになっている。つまり「http://www.xxx.co.jp/」でもいいし、「http://www.xxx.co.jp」でもいい。
この書き方については、間違っている会社が結構ある。たとえば、あのIBMですら間違えていたと思うので、コマーシャルでよく見てください。もっとも、ブラウザの方で勝手に補ってくれるので、間違えた書き方をしても全然、問題はないんだけどね。
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ビデオ

先日、ビデオカメラとパソコンを繋ぐケーブルを買った。IEEE1394という規格に合致していればいいと思って、コジマ電器で探してみた。すると、4ピンと6ピンのものがある。両端がそれぞれ2通りとすると4通り。それとも4ピンと4ピン、4ピンと6ピン、6ピンと6ピンの3通りなのか。あまり店員と話をするのが好きではないが、思い切って声をかけて、訊いてみたところ、4ピン同士でいいとのこと。1600円也。
IEEE1394という規格。何の略なのか、さっぱり分からない。パソコンの端子って、昔からよく分からない。RS232Cという端子があった。シリアル端子とも呼ばれていたようだ。今でも外付けモデムを使っている場合には使われているのだろう。これも何の略なのか、全く分からない。
USBくらいなら、USAとかCIAとかNTTとかJCBとかDNAとかと一緒で、アルファベット3文字なので覚えられる。ISDNは何とか覚えられたが、ICBMは難しい。確か「インターコンチネンタルバリスティックミッシル」の略だと思った。日本語だと「大陸間弾道弾」とでもいうのだろうか。
しかし、IEEE1394なんて覚えられるか。と思っているのは、私だけではないらしく、メーカー側も「通称」を考え出したらしい。「DV端子」とか「i-Link」とかいうようだ。ちなみに、私が店員に訊いたときは「ビデオカメラとパソコンを繋ぐ線」といった。これでも通じた。
というわけで、今日、ビデオカメラとパソコンを繋いでみた。差し口が5ミリ角くらいしかない頼りないもので、あまりに小さいので差し込みづらかった。すわ、オスとメスを間違えたか、とも思ったが、何とか繋がった。
パソコンの線は繋ぐだけではダメで、それをパソコンが「ん、体のどこかに、何かが触ったみたい」と感じなくてはならない。「触られたのかしら?」なんていうような、なんだか頼りない痴漢被害者みたいなパソコンだと上手く認識してくれない。私のパソコンは5秒ほどで「この人、痴漢です」てな具合に認識した。
次に、パソコンにプレインストールされている(買ったときから組み込まれている)ソフトを起動しようと思ったら、そのソフトが入っていない。買ってすぐ、パソコンにWindowsを再インストールしたときに、このソフトはインストールされなかったらしい。CD-ROMを探し出して、インストールする。
すると、快適に動き始めた。例によってマニュアルなどは読まない。しかし、簡単だ。ある程度、予想はしていたが、パソコンで操作すると、ビデオカメラに命令が送られて、再生や巻き戻しなどができるのだ。そして画像がパソコン上に表示される。結構、きれいだ。で、撮りっぱなしの映像をパソコンに取り込む。それを適当なところで切って繋ぐ。早速、先日の節句のお祝いの映像をいじってみた。いやあ、なかなか快適だ。タイトルも入れられるし、フェードインやアウトなどもできる。これをデジタルビデオテープに書き戻すこともできるらしい。理屈上は画像の劣化がないそうだ。
パソコンを買い直した、主たる目的はこのビデオ編集にあったので、満足。そのうち、親バカ映像をアップロードするので、待っていてくれ給え。
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耳鳴り

今日は一日、耳鳴りがしていた。こうやって、難聴になっていくのだな。
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コンサート-AC/DC

午後5時半頃に仕事を終え、駅に向かう途中で、Y氏に電話をしました。今日のコンサートは横浜アリーナで、6時開場、7時開演です。Y氏は何ともう会場に着いているとのことでした。6時開演だと勘違いしていたようです。あまりコンサートに行ったことがないので、月曜日という平日のコンサートがそんな早く開演してしまうことはないことを知らなかったようです。会場のそばの時間貸しの駐車場に入れたので、1時間分、無駄に料金を払うことになりました。「あと50分くらいかかるよ」というとかなり落胆していましたが、仕方がありません。
横浜線に乗り、町田から新横浜に向かいます。新横浜は横浜という名前が付いていながら、かなり陸地にあります。確か、横浜から駅3つ分くらいのところにあります。新幹線が停まることと、ラーメン博物館があること、そして横浜アリーナがあること、が特徴です。横浜線はちょうど帰宅の時間に当たるというのに、あまり人が乗っていませんでした。
6時半くらいに新横浜に着きました。横浜アリーナがどこにあるか、知りませんでしたが、人がぞろぞろと歩いているので、その流れに身を任せます。駅では「本日は1万人のコンサートが開催されますので、帰りのキップを買ってから、お出かけください」などとアナウンスをしていました。また、イオカードも売っていました。私は元々、イオカードを持っていましたので、関係ありません。イオカードはそれを自動改札に入れると勝手に切符代を精算してくれるという便利なものです。最近はパスネットカードというのもあって、これは各私鉄と地下鉄に対応しているというもの。乗り換えは意外に不便でしたが、このパスネットがあれば、勝手に精算してくれるので、非常に便利です。早くイオカードとパスネットカードが統合されればよいと思います。
さて、横浜アリーナに着いて、携帯電話をかけてY氏を捜します。すぐに見つかりました。今日は4人でこのコンサートを見ます。あとの2人、T氏とO氏ももうすぐ着くようです。O氏は普通に電車に乗ると間に合いそうにないので、東京から新幹線で来るそうです。とりあえず、Y氏と私は先に会場内に入ることにしました。
横浜アリーナは楕円形の建物で、アリーナ席、1階席、2階席とあります。私たちの席はステージに向かって左手の1階席。意外にステージに近い席でした。席は、可動式らしく、コンサートの時に設置されるようで、足下に透き間があいています。サーカスの階段席のようです。この透き間から物を落とすと、次にこの席を解体するときまで、物を取れないらしく、気を付けろとアナウンスが流れています。ステージの中央から客席に向けて花道が設けられていて、その先端は丸い小さなステージになっています。その情報にはAC/DCと書かれたベルがぶら下げられています。
私たちの前の席には体重150キロくらいの白人男性が座っています。ちょうど両側の席が空いているので、私は自分の体格に合わせて両側の席のチケットも買ったのかと思いました。その白人男性の左一つ開けた隣りも体格のいい男性。そして私の左隣に若い女性がきて「ずっといますか」と私に声をかけます。「1階表に槙原がめった打ちを食らったときはすぐに帰ったけど、コンサートに来てすぐに帰る客はないだろう」と皮肉をいってやろうかと思いましたが、どうやら荷物を席に置いておくので見ていてほしい、とのこと。責任は取らないよ、といって承知しました。そのうち、O氏とT氏もやってきました。どうやら、早速、足下の隙間から携帯電話か何かを落とした客がいたそうです。だんだん席が埋まってきました。右前方にサラリーマン風の中年男性がコートと上着を脱いで、仏頂面をして腕を組んで立っています。そして、遅れてやってくる客をにらみつけています。彼は生粋のファンなのです。自分が敬愛するバンドのコンサートに遅れてやってくるとは何事か、という雰囲気です。
AC/DC。今日は、このオーストラリアのロック・バンドが19年ぶりに来日して演奏をするのです。仏頂面のサラリーマンが特別な思い入れを持っているのは想像に難くありません。ひょっとしたら19年前に彼らの演奏を見ている人なのかもしれないのです。
前の席の白人男性は、席に座っておとなしく身を乗り出して客席の様子を見ています。ベルトをしていないので、ジーンズからお尻が丸見えです。そのうち、前の方におとなしそうな女性がやってきて席を探しています。チケットを見ながら、席を数えていくと、あらあら、巨漢の白人男性の隣です。あからさまに、困っちゃったなあ、という顔を見せながらも、その席に座りました。その巨漢は両方の席を買い占めていたわけではなかったようです。
開演予定時刻を15分ほど過ぎたところで、会場が暗転、コンサートが始まりました。会場はすさまじい熱気です。
私は、実は彼らのファンではないので、曲もよく知らないのです。一応、最新アルバムは買ってよく聴いたのですが、そのアルバムからは1曲しか演奏しませんでした。しかし、楽しめました。元々、彼らの曲は構成が凝っているわけでもなく、ただひたすら押しまくるといった感じで、体が勝手に動きます。
さて、彼らのコンサートには、定番があります。ギタリストであるアンガス・ヤングのストリップです。最初に登場するときは半ズボンをはき、シャツにネクタイを締めて上着を着ています。ステージ後方には、スクリーンが設置され、バンドのアップ映像を映しだしているのですが、アンガス・ヤングは、病気じゃないかと思うほど、汗をかいています。穴が3個あいたネルドリップのコーヒーみたいにだらだらと汗が流れ落ちています。コンサートの中盤に彼のギターソロのコーナーがあるのですが、やがて彼は演奏しなくなり、上着を脱ぎネクタイを外し、シャツを脱ぎます。最後に客席にお尻を向けて、ズボンを下ろすのですが、今回はお尻は見せず、AC/DCと書かれたパンツを見せました。別に見たくはないのですが、定番ですので、見ないとまた期待はずれのような気もします。
その他には、「ヘルズ・ベルズ」という曲ではボーカルがベルからぶら下がった紐につかまって空中高く引き上げられたり、巨大なアンガス像が登場したり、「ホール・ロッタ・ロージー」という曲ではロージーという名前の巨大な風船人形が登場したり、仕掛けが盛りだくさんです。終盤では、大砲が登場し、曲に合わせて、バンバンと爆発音を出します。私は何度かハード・ロックのコンサートを見ましたが、こんなに派手に火薬が使われたのを見るのは初めてです。東京の会場でコンサートをやらなかったのは、この火薬の許可が出なかったからではないでしょうか。火柱が上がると、客席の方まで熱気が届きました。最後には大量の紙吹雪が舞い、それがまだ舞っているうちにコンサートは終わりました。
非常に楽しめました。もし、次に来日することがあれば、是非、また見に行きたいと思います。
取材:2001年2月19日
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AC/DC

昨年のオリンピックはオーストラリアで開催された。日本は人口がオーストラリアの7倍くらいあるのではないだろうか(1991年時点でオーストラリアの人口は1700万人)。しかし、オリンピックの開催回数は、日本が東京の1回のみであるのに対して、オーストラリアは2回である。不公平であるような気がする。もっともオーストラリアの人は、国土は20倍だ、というかもしれない。ごもっとも。
18世紀の終わりに、イギリスのクック船長がオーストラリアの東海岸に到達、そしてオーストラリアはイギリス領であると宣言(「ピーターパン」のフック船長はたぶん、この人にちなんでいる)。その後、流刑植民地となったが、19世紀に金が発見され飛躍的に人口が増える。
さて、オーストラリアでもっとも成功したバンドであり、世界最高のロックバンドの一つ(論理的にこの表現はおかしいと思うが、英語ではよく使う)が、AC/DCである。「AC」とは電流の交流のことであり、「DC」とは直流のことである。ロックバンドと電流は切っても切れない関係であり(音を最大にするために電流が必要)、「交流」と「直流」という本来、まったく別のもの、つまり、嗜好の異なる世界中の様々なロックファンに受け入れられたいという願い、そういったものをバンド名に詰め込んで、AC/DCはオーストラリアで産声を上げる。その後、イギリスに渡り、愚直なまでにハード・ロックを演奏すること貫き、ついに世界で最高のロックバンドの一つに上り詰めた。
今日、私はこのAC/DCのコンサートに行った。横浜アリーナである。
ハード・ロックの特徴は、エレクトリック・ギターにある。ギター・ヒーローという言葉が、ハード・ロックには、存在する。つまりボーカリストより、ギタリストの方が人気を集めるバンドというものが存在するのだ。AC/DCは、正にギター・ロックの典型である。そのリード・ギタリスト、名前をアンガス・ヤングという。非常に小柄で子供のような体型、しかし、彼はそれを逆手にとって、あえて子供のような、半ズボンにジャケットを着るというスクールボーイルックでステージに上がる(ランドセルを背負っていることもあった)。見るからに貧相な細い足をむき出しにして彼はステージ上を駆け回り、ギターをかきむしる。
そして、バンドのもう一つの核であるボーカルのブライアン・ジョンソン。見た目はただのおじさんだ(ハゲを隠すために帽子をかぶっている)。お世辞にも美声とはいえない。彼はバンドの中心がアンガス・ヤングであるということを分かっている。歌うときは、ステージを縦横無尽に歩き回るが、ギター・ソロの時は、ステージの左奥にいき、黙ってリズムを取っている。
そして、リズム隊である。中央にドラム・セットが置かれ、その左にサイド・ギター、右にベース。派手ではない、堅実な演奏だ。サイド・ギターとベースは普段はステージの奥にいて、コーラスの時だけ、マイクのところまで出てきて歌う。終わるとすぐに奥に戻って、黙々と演奏をする。この安定感があるからこそ、フロントの2人が動き回れるのだ。
彼らが日本に来るのは19年ぶりだという。私は彼らのアルバムを3枚ほど持っているだけの、ファンとは呼べない人間であるが、AC/DCが人気のあるバンドでありながら、日本になかなか来ないことを知っていたので、あえてコンサート会場に足を向けた。いってよかった。半分以上は知らない曲であったが、非常に楽しめた。彼らの曲は単純だ。このように曲が進行したら、次はこう展開するだろう、と予想しても、そうはならない。あくまでも単純に進む。それがいいのかもしれない。理屈抜きに楽しめる、正にそういうコンサートであった。
彼らが今まで日本に来なかったのは、海外では使用することのできるセットが、日本では使用できなかったかららしい。やるからには最高の状態でやる。そういうプロ魂が彼らにはある。そして彼らと同様、日本側のスタッフにも、是非、日本で海外と同じ状態のコンサートをやりたい、という意志があったのだろう。アンガスの巨大な像、へんてこな風船人形、大きなベル、火柱、大砲。海外でのコンサートと同じセットであった。今回、関東での公演は東京ではなく、横浜アリーナであった。おそらく、武道館、代々木など、東京の会場では、火薬の使用許可が出なかったのだろう。集客のことを考えれば、東京の方がいいに決まっている。そこをあえて、横浜でやったところに、スタッフの意志を感じるのだ。
AC/DCのメンバーとコンサートのスタッフに感謝したい。今回の様子はレポートにも書いた。
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