留守番の2児刺殺
殺人は3人殺すと死刑だそうだ。2人殺すと無期懲役。強盗殺人だと2人殺すと死刑。誘拐殺人だと1人でも死刑。
8日午後2時半頃、北海道広尾町で留守番をしていた子供3人が押し入った男に刺され、うち2人が死亡した。犯人は隣家に住む24歳の男だった。こそ泥のつもりが死刑だ。
8日午後2時半頃、北海道広尾町で留守番をしていた子供3人が押し入った男に刺され、うち2人が死亡した。犯人は隣家に住む24歳の男だった。こそ泥のつもりが死刑だ。
忍法帖シリーズで一世を風靡(ふうび)した作家、山田風太郎(やまだ・ふうたろう、本名山田誠也=やまだ・まさや)氏が28日午後5時30分、肺炎のため東京都多摩市の病院で死去した。79歳。兵庫県関宮町出身。自宅は多摩市桜ケ丘2の4の2。密葬が31日午前、近親者のみで行われた。喪主は妻啓子(けいこ)さん。
医家に生まれ、20歳で上京。東京医大在学中の1947年に懸賞応募作「達磨峠の殺人」で推理作家としてデビュー。伝奇小説などを経て、58年からの「甲賀忍法帖」や「魔界転生」など忍法帖シリーズが大ヒット、人気作家の地位を確立した。これらを収めた「山田風太郎忍法全集」はベストセラーに。60年代には「警視庁草紙」「明治断頭台」などの明治開化物、「八犬伝」など歴史物も手掛け、虚無感とユーモアが漂う独自の作品世界を築いた。
忍法物や明治開化期を舞台にした小説で知られる作家の山田風太郎(やまだ・ふうたろう<本名・山田誠也=やまだ・せいや>)さんが28日午後5時30分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。79歳。密葬は近親者で済ませた。自宅は東京都多摩市桜ケ丘2の4の2。喪主は妻啓子(けいこ)さん。
兵庫県生まれ。東京医大卒。在学中に「達磨峠の事件」で推理作家としてデビュー。戦後の世相を背景にした問題作を次々に発表し、「眼中の悪魔」「虚像淫楽」で探偵作家クラブ賞を受賞した。
50年代後半から「甲賀忍法帖」や「くノ一忍法帖」シリーズ、「柳生忍法帖」などを発表して忍法ブームを巻き起こし、人気を集めた。
他の代表作に「魔界転生」「警視庁草紙」「幻燈辻馬車」などがある。毎日新聞に「柳生十兵衛死す」を連載、最後の長編小説になった。また、「戦中派不戦日記」「人間臨終図巻」などでも知られる。今年、日本ミステリー文学大賞を受賞した。
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